今回は、なで肩フォトグラファーのためのカメラストラップの話をしましょう。
ROBERU Oil leather Camera strap (Antique gray)
最近買ったカメラストラップです。
私はメーカーのロゴが大きく入ったカメラ付属のストラップがデザイン的に好きではなく
ストラップは別に買うようにしています。
このストラップの良いところは
ストラップのバックルがカメラ側と首側の2ヶ所に付いている点。
私は用途に応じて、しょっちゅう
ストラップを(次に述べるRストラップに)付け替えたり
カメラを首掛けするか、斜め掛けするかでストラップの長さを変えたいのですが
普通のストラップだと、そういったことをするのがすごく面倒です。
でも、このストラップは2ヶ所のバックルで服のベルトと同じように着脱&長さ調整できるので
とっても便利。
安全性も問題ないし、
とても柔らかい本革製なので、首周りに優しくフィットして疲れにくい。
色はオーソドックスなブラウンと迷いつつ、アンティークグレーにしました。
ちょっと地味ですが、もちろん見た目も気に入ってます。
BlackRapid RS-W1 Women’s Strap
Curved Ergonomic with Connect R-2 and Fasten R-3 – Classic Floral Pattern
今やウェディングフォトグラファーの間ではおなじみの、Rストラップ。
私がRストラップと最初に遭遇したのはイギリスの写真協会主催のワークショップでした。
「なんでイギリスのフォトグラファー達は皆カメラを逆さにぶらさげてるのっ!!!」と、カルチャーショックを受けたものです。
使い始めは少し違和感を覚えますが、慣れたらこんなに楽なストラップはありません。
簡単にいうと、カメラを斜め掛けにしたままで(ストラップが引きつることなく)実にスムーズに撮影できるよう
特殊な仕掛けがほどこしてあるストラップなのです。
最初にこの仕掛けを発明した人は、まさしく天才!
ショルダーバッグ同様、カメラも肩掛けよりも斜め掛けした方が当然ラクなわけで。
特に2カメで撮影する人、そして、なで肩の人にとって、このストラップは天の救いとさえ思えます。
私はその両方なので(^^;)本当に手放せません。
以前は男性用のRストラップしかありませんでしたが
今では、この女性用が発売されています。
ベルト幅が細いのと、身体の線に沿うようカーヴィな形をしているので
女性にとってはグ~ンと使い心地が良くなりました。
ベルトにうっすら花模様が刻まれているのも、ちょっとしたポイント♪
おなじみの、と書きましたが
先日『Photo Next』で講演したとき、参加者(同業者)の皆さんにRストラップのことを尋ねたところ
実際に知っているのは半数以下でした。
Rストラップとの相性はあるものの
無理な姿勢での撮影は肩凝りや腰痛の元凶になるので
知らない人にはお薦めしたいと思います。
for all photographers who are having double-cameras and sloping shoulders!
かくして、このような姿でウェディング現場に出没しています_
今週末もまた。