今年のPHOTO NEXTでセミナー講師を担当することになりました♪
PHOTO NEXTは今年10周年。
今思えば、私がブランディングというものに目覚めたのも、ちょうど!10年前の2009年。
イギリスでアナベル・ウィリアムズという、ウェディングフォトグラファー兼セミナー講師の走りのような女性の、ウェディングフォトグラファー養成コースに参加した時でした。
その養成コースは、毎月授業がありトータルで1年間かけてテクニック、マーケティング、そしてブランディングを徹底的に学ぶというもの(*講師もアナベル1人ではなく、各ジャンルのエキスパートが各授業の講師を担当)。
私は幸運にも知人を通じてワークショップに招待されて、そのうちの2日間だけゲスト参加させてもらったのですが、当時の日本では考えられないような学習内容に相当ショックを受けました。
当時の(まぁ、今もですが)イギリスと日本のブライダル産業の実態があまりにも違いすぎて、そこで習ったことをそのまま日本で実践するのはとても無理だと感じましたが、必死で話を聴きながら「私の場合、日本でこうアピールすれば良いんじゃないか」というアイディアがハッ💡✨とひらめき、すぐノートにメモして、帰国後、早速そのノートを見ながらホームページをリニューアルしたのでした(*現在のホームページの2つくらい前のバージョンです)。
それは、トップページに
natural ありのままの魅力あふれる表情をー
deep プロの眼でとらえたかけがえのない瞬間をー
unique イギリスでの経験を活かした個性豊かな作品をー
special 質の高い製品・親しみやすいプランで
という4つのキャッチフレーズと、それに合わせた写真がスライドで次々浮かび上がるというもの。
自分で言うのもナンですが、当時、ウェディングフォトグラファーのサイトとしてはかなり独創的だったと思います。
※NATURAL DEEPという言葉は、現在のMichi Photographyのキャッチコピー「さりげなく、深い写真」の原型です。
そのリニューアルしたホームページを検索で見つけた当時のPHOTO NEXTの担当者さんが、翌年の2010年、初めて私に有料セミナーの講師を依頼してくださったのでした。
その後、PHOTO NEXTでは2回セミナー講師を担当し、今回、5年ぶり、3度目の登壇の機会をいただいたというわけです。
こうしてブログを書き始めて気づいたのですが!
振り返ってみると、PHOTO NEXT10周年の記念回に再び私が講師として呼ばれ、ブランディングをテーマに講演することには深い意味があるのだなぁと感じます。
こうして今も活動できていることに改めて感謝です☆
さて、この10年の間に、ウェディングフォト/フォトグラファーを取り巻く環境もずいぶんと変化しました。
1番大きな変化は、なんといってもSNS…とりわけインスタグラムの台頭ですよね。
10年前はインスタは存在せず、フェイスブックでさえ「知る人ぞ知る」的な感じだったので…こう書くとヤケに大昔(歳)に感じます(^_^;)
10年前は完全に耳慣れない言葉だった「ブランディング」という言葉自体、今では過剰なほど浸透しました。
でも…浸透しすぎて(?)私がアナベルの講義で学んだようなブランディング本来の意義が見失われているように感じるんですよねぇ。
そこで今回のセミナーでは、まず、ブランディングの本当の意味を見つめ直すところから始めます!
誰もがお手軽に情報や写真を発信できる時代になった今こそ、プロとして揺るぎない地位を築くためにブランディングの必要性が高まっています。
どんなジャンル、業種でもブランディングは必要ですが、とりわけウェディングフォトグラファーにとっては、
*自分の名前(ブランド)を冠にして仕事をするために
*価格破壊を防止するために
*持込禁止を持込可能にしていくために
テクニックやマーケティングだけでなく、ブランディングは絶対に必要です。
そして、ブランディングは一部の何か特別な人(企業)だけのものではなく、誰にでもできるもの/するべきものだと私は考えています。
☆そもそも、ブランディングって何なの?
☆どうやって自分のブランドを思いつくの?
☆どうやって自分のブランドを実践するの?
45分という限られた時間ではありますが、
アイデアから機材、作風、プリント製品・宣材づくりに至るまでー
すべてを「ブランディング」というファクターに落とし込んで、分かりやすくお話しします。
今度は、私のセミナーを聴いた皆さんがハッ💡✨と覚醒してください(^_-)
ご参加を心よりお待ちしています。
PHOTO NEXT2019 無料公開セミナー
●日時:2019年6月19日(水)12:15pm~
●場所:メインステージB
●PHOTO NEX詳細・会場について→ OPEN